教員ネタ

教諭と講師の違いって?保護者が知らない学校の話

みなさん、学校の先生には教諭と講師と呼ばれる先生がいるのを知っていますか?

ニュースで教員が取り上げられるとき(主に悪いニュースですが…)

教諭の〇〇
講師の〇〇

ときちんと区別して報道されているんですよ。

簡単に説明すると
教諭は正社員・講師は契約社員なんです。

ビックリス
ビックリス
公務員なのに?契約社員?

実は1つの学校に講師の先生は3~5人ほどいます。
多いところではもっとたくさんいますよ。

子供の担任が講師だったら!?
教諭とはどう違うの!?

親ならみんな気になるところですよね。
今回は、教員歴10年の私が教諭と講師の違いについて詳しく説明していきます!

教諭が正社員・講師は契約社員

一般の会社でいうところのソレです。
教諭は各都道府県の教員採用試験に合格し、正式に採用された地方公務員です。

一方、講師は県や市町村単位で採用された臨時の職員になります。

また、講師には常勤講師と『非常勤講師』の2種類あり

✅常勤講師ほぼ正規の職員と同じ勤務内容
✅非常勤講師決められた授業だけを行う時間給での採用

になります。

実は講師って、学校の規模にもよりますが一つの学校に3~10人くらいいるんですよ。

生徒や保護者から見ると同じ『先生』なので、知らない人は多いんですよね。

教諭と講師の違いは?

お給料が違う

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講師の場合、30歳くらいまでは少しずつお給料は上がり正規採用と変わりませんが、30歳を越えたあたりから基本給はほとんど変わりません。

ボーナスや役職手当などはも出ますが、正規の職員よりはずいぶん少ないです。

若い先生は別として、例えば40歳~50歳くらいの先生では教諭と講師で倍くらいお給料が違ったりします。

ビックリス
ビックリス
同じような仕事をしていてもお給料が倍ほど違うって、恐ろしいですよね…

非常勤講師の場合は1授業〇〇円と時間給になりますので、各市町村で決められた給料が支払われます。

しかし、教師の仕事はなかなか授業だけで終わり!というわけにはいきません。

ほとんどの非常勤の先生はサービス労働を行っています。

講師は短期契約

契約社員ですので、契約期間があります。

常勤講師の採用にはいろいろな理由があり、主に

✅教員数の不足を補う採用
✅産休の先生の代わり
✅介護休暇や病休の代わり

の場合が多いです。

教員数の不足を補う場合は学期初めの4月から採用され1年間の契約ですが、産休や病休の代替は年度途中の採用になるので半年更新、もしくは1か月~数か月と期限付きの採用になります。

涙うさぎ
涙うさぎ
年度途中の採用は元の先生が復帰を急に早めたりすると、数か月後に急に無職になることも…

かなり不安定な立ち位置なので、家庭をもっていたり結婚を考えている人にはとても厳しい問題になっています。

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非常勤講師は決められた時間の授業だけ行います。(学校によっては部活動などもお願いされるらしい)

1時間いくら、と時間給制度で複数校掛け持ちしている人もいます。
こちらも、多くは1年間の採用が多いです。

仕事内容に大差はない

常勤講師の場合は大差ありません。

都道府県によって違いはあると思いますが、わたしの勤めた関西の学校と東日本の田舎県では似たような感じでした。

講師でも担任は持つし、部活動・休日出勤・校務分掌(学校内の色々な仕事)もありました。なので、生徒や保護者から見ると教諭や講師の違いが分からないんでしょうね。

特に田舎は仕事量が膨大なので講師にとってはとてつもなく大変な状況なのです。

講師ってどんな先生?

今まで説明した通り、講師とはお世辞にも待遇の良い物ではありません。

それでは、なぜ講師をしている先生がいるのでしょうか。色々な場合があるのです。

採用試験挑戦者

採用試験に1発合格できていない人は、講師をしながらまた試験を受けるという人が多いです。経験を積めるのは良い事ですが、デメリットもたくさんあります。

それは次の項目で詳しく説明しますね。

出戻り・第2の人生タイプ

育児や家庭の事情などで一度教員を辞めて、再び教員として働く人もいます。

また、一般企業で働いていて第2の人生として教員をしているという人も何人か見てきました。

一般企業で働いていた人は、他の先生とは違った経験を多くしているので刺激的で楽しい授業をするなぁという印象です。

フルタイムでは働けない人

育児や介護など、家庭の事情でフルタイムで働くことが難しい人が非常勤講師で働いていることも多いです。

非常勤講師は時間給ですが、割は良いので…
1コマ3000円前後のところが多いので、アルバイトと割り切ってやっている人もいます。

能力の差は人それぞれ

教諭だから優秀?
講師だからダメ?

というのは一概には言えません。

もちろん講師は採用試験に受かっていないので教諭の方が優秀な感じがしますが、正直最近の採用試験はあまり当てにならないところも多いんですよね…

謎ペンギン
謎ペンギン
なんでこの人合格したんだろうと思う先生もたくさん見てきました

反対になんでこんな優秀な人が受からないんだろうという先生も大勢います。

また、若い先生は経験がものをいうところもあるので、新任の教諭よりも何年か講師をしている先生の方が安定感があります。

常勤講師の労働環境は最悪

採用試験の勉強時間がない

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前述の通り、講師といえど正規の職員と同じような働き方なので激務なんですよね。

正規の教員を目指している講師の先生は採用試験の勉強をする時間が確保できないんです

試験は7月~8月末なのですが、7月末は1学期末で成績処理や懇談会などで多忙ですし、夏休みに入ると部活動の顧問をしている先生は大会などが多くあります。

うさぎ先生
うさぎ先生
真面目で一生懸命な先生ほど、自分に時間を割くことができないんです。

中には、採用試験の勉強をするからといって雑務を他の先生にお願いし自分はしっかりと勉強し合格する人もいます。
そのお願いする相手が同じ講師の立場の先生、ということも…

要領の良い・自分のことを第一に考えられる人がどんどん受かっていきます。

講師の数はどんどん増えている

講師の労働環境はとても悪いのに、政府はどんどん講師を増やしています。

子どもの数が減っていってるので、その少ない児童数に合わせた採用しかしていないんです。そして、足りないところを講師で穴埋めするという形になっています。

講師の先生の労働環境はどんどん悪くなるばかりです。

地方では、こんなひどい採用方法

私が地方で働いて驚いたのは、その採用期間です。

普通1年契約なんですよね。
一応公務員にも失業手当みたいなものがあって、1年以上働くと条件はつきますが申請すれば少し手当がもらえます。

しかし、私の行った県ではその手当を節約するためか、採用期間がちょうど1年を切るように4月1日~3月27日ごろまでなんです。

涙うさぎ
涙うさぎ
ほんとヒドイ話です…。

とにかくどんな教員も大変な世の中に

自治体によって差は大きいので、あくまでも私の経験した学校のお話になります。

でも、本当に講師は扱いが悪いんですよ。

涙うさぎ
涙うさぎ
そりゃ教師の質が落ちるよね

でも、講師でも素晴らしい先生はたくさんいますのでお子さんの学校の先生が講師でもあまり心配されないでくださいね!!

 

 

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